初のオンライン開催で新たな気付き! 社内イベントは目的意識を持って制作することで進化し続けられる

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全国で自動車の買取・販売チェーン「アップル」を展開するアップルオートネットワーク株式会社様の社内イベント制作事例をご紹介します。

同社では例年、全国の加盟店スタッフが一同に集まって表彰や取組み共有、懇親会を行う社内イベントを行っていましたが、2020年は感染症対策のため初のオンライン開催となりました。

注目の高まるオンラインイベントですが、実際に実施された企業様の気付きや感想は、イベントをご検討中の方にとって非常に参考になると思います。ぜひご覧ください。

【お客様情報】

アップルオートネットワーク株式会社様

事業内容:自動車の買取・販売のフランチャイズチェーン「アップル」の運営
URL:https://www.applenet.co.jp/

【お話をうかがった方】

代表取締役社長 長塚秀明様
FC開発事業部 平田昌之様

目次

  • 1. アップルの社内イベントの内容とこれまでの経緯
  • 2. オンライン社内イベントを開催して気付いたこと
  • 3. コムネットの提案・制作について
  • 4. 今後の展望・これから社内イベントを検討する方へのメッセージ

アップルの社内イベントの内容とこれまでの経緯




―はじめに、貴社のイベントの内容とこれまでの経緯を教えてください。


長塚様:
当社では「アップルベストスタッフコンベンション」と題し、フランチャイズチェーンの加盟店の方々が年に1度、一堂に会するイベントを長年実施しています。

25周年のころまでは、1年間の業績を称えるという要素が強かったのですが、その後、会社として顧客満足度を重視する戦略に移行していき、イベントの内容もそれに合わせて変化させてきました。

ちなみに当社は、オリコン顧客満足度調査・車買取会社部門で過去7年中、6度の総合1位を獲得しています。

このような第三者からの評価もあり、スタッフのCSに対する意識を継続的に高めていきたいとの想いから、イベントでCS評価の高い加盟店の取り組みを紹介するなど、目的に合った内容になるよう工夫しながらイベントを続けてきました。

しかし、イベント名に「ベストスタッフ」というような名称がつくことで、加盟店さんのなかには「うちは業績が悪いから関係ない…」といった印象を持たれることがあったのも事実です。

そこで、コムネットさんのアドバイスもあり、2020年は「アップルフェスティバル2020 -可能性-」と題し、本来の趣旨である「みんなで労をねぎらう」お祭り(フェスティバル)となるようにコンセプトを進化させました。

さらにこの会が、新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンラインイベントになったことで、また新たな気付きがありました。


オンライン社内イベントを開催して気付いたこと




―初のオンラインの開催に不安はありましたか?また開催してみて、どのような発見がありましたか?


平田様:運営する側の立場としては、やはり、パソコンの操作や通信環境の準備などを苦手とする方もいるなかで、加盟店の皆さんがちゃんと参加してくれるか、参加できるかが気がかりでした。

また、オンラインでイベントを運営するのも初めてでしたので、例えば表彰式などでも、リアルであれば会場ですぐに人を呼んでくる…などの対応もできるのですが、どうすればオンラインでスムーズに進められるかということも不安でした。

ただ、そのような懸念は思っていたより問題はなく、パソコンの操作も1度説明すればわかっていただけましたし、表彰式も思いのほかスムーズに進めることができました。なにより良かったのは、今までリアルなイベントでは会場に来られなかった店舗スタッフの皆さんが、オンラインを活用することで参加できるようになったことです。


長塚様:これまでのリアルなイベントでは選ばれた人だけが壇上に上がる形式でしたが、オンラインでは店舗ごとにスタッフ全員が映るような形で参加してもらいました。

それぞれ手作りの看板を掲げたり、仮装をしたりなどして、店舗ごとの雰囲気もよく伝わり、私たちも「日頃からこういうチームワークで接客をしてくれているんだな」ということに改めて気付くことができました。

これまでの表彰式でも、壇上に上がる人が「(自分ではなく)スタッフの頑張りのおかげです」というスピーチをすることがよくあったのですが、頑張った現場のスタッフをイベントに参加させたくとも、多くのスタッフを遠方から東京のイベントに参加させることはなかなかできませんでした。

その点、オンラインイベントでは、ふだんの営業を行いながらスタッフ全員が参加し、顔を見せることができ、店舗ごとのチームワークが見える形になったのが非常に良かったと思います。


―参加者の方々の反応はいかがでしたか?また社内イベントをやることで、加盟店の方々にどのような変化が出ていますか?


平田様:イベント後のアンケートでは、「オンラインになることで参加しやすかった」、イベントの雰囲気も「緊張感がなく、楽しめた」という反応が多かったです。


長塚様:アップルは車の買取事業のみを行っている店舗もあるのですが、近年では買取事業に販売事業をプラスすることで、加盟店の売上を安定させるのはもちろん、車に関するお客様のお悩みをトータルで解決するようなブランドとなることを目指しています。

実際には、まだ販売事業に踏み出していない店舗も多いのですが、イベント内で成績優秀店の販売への取り組み方と、それによってお客様の満足を高められた事例などを紹介することで、数多くの店舗が積極的に販売に取り組むきっかけとなりました。


コムネットの提案・制作について




―コムネットの提案や制作・運営のサポートはいかがでしたか?


長塚様:我々もイベントの開催初期は自社で制作をしていたこともあったのですが、そうするとイベントというより会議の延長線上のようになってしまって…

その点、コムネットさんに企画から入ってもらったことで、映像表現、ステージ演出、オンラインなど伝える力が必要な場面で、伝えたいメッセージが的確に伝わるものになったと思います。

1年の労をねぎらうといっても、それを2、3時間に凝縮して伝えるのは非常に難しいものです。
伝え方・企画力という点で、やはりコムネットさんに頼んでよかったと思います。


平田様:これまでにも何社かのイベント会社とお付き合いをしたことがあるのですが、「演出を華やかに」「運営をスムーズに」など、どうしても似たような提案が多くなってしまいがちです。

コムネットさんの一番の違いは、運営を手伝っていただくというだけでなく、一歩踏み込んで私たちと一緒に考えていただけるところだと思います。イベントをやる目的や、その年、その年の狙いの変化などを汲み取り、顧客が表現したいことの本質を形にする姿勢にとても助けられています。

加盟店に対するインタビューもすばらしかったです。以前は私たちが店舗へインタビューをしに行っても、表面上のものしか引き出せないことが多かったのですが、コムネットさんにお願いして一番ありがたかったのが、本人も気づいていない根底の部分をうまく引き出していただいてたことです。

その引き出した根底の部分を他の店舗スタッフが映像で見ることができるので、「やってみよう」「できるんだ」と共感の度合いが以前とは全然違ったものになったと思います。 


今後の展望・これから社内イベントを検討する方へのメッセージ




―今後のイベントの展望や、これから社内イベントをやってみたいと考えている方へのアドバイスをお聞かせください。


平田様:社内イベントの運営に携わる方は、社内イベントの必要性とコストとの兼ね合いのなかで悩まれることも多いと思います。

裏方をやっている者からすると、コムネットさんのような、他にはない強みを持ったイベント会社さんをお勧めしたいです。


長塚様:そういったときに、選ぶ理由が表面で見える金額だけではなく、もっと奥深く、いろいろなものを引き出してそれを形にしてもらえる能力のあるイベント会社を選ぶべきだと思います。

我々がコムネットさんにお願いしたのもそれが理由です。本来達成したい目的からブレることなく、納得できるイベントを制作するためにには、コムネットさんのような一緒になって真剣に中身を考えてくれるイベント会社とタッグを組むのがいいと思います。

さらに、オンラインイベントは、スタッフ全員が参加しやすく、ふだんの店舗の雰囲気を伝えやすいという新たな気付きを得られたほか、コスト的にもリアルなイベントより抑えることができました。

一方で、直接会ってコミュニケーションを取れる価値を再確認したもの事実です。

リアルなイベントの会場では、壇上の話を聞くだけでなく、プログラムの合間や懇親会でいろいろな価値観を持った人とコミュニケーションを取る機会ができます。

私たちの掲げたビジョンを達成するためにもこういった取り組みは非常に重要なので、今後はリアルの良さもオンラインの良さもわかったうえで、どのようなイベントを作りあげるかということを考えて行きたいと思います。

いずれにしても、多店舗展開をしていて、日頃、店舗を超えたコミュニケーションを取る機会が少ない会社は、社員が交流できるイベントを絶対にやるべきだと思いますよ!

「全国にこれだけ仲間がいるんだ」ということを俯瞰し、実感できる経験は、働いている人たちにとって大きな誇りと自信に繋がります。

イベントをやったところで「思っていたような効果は得られたの?」というところが気になる方もいると思いますが、先ほどの話にもあったように、演出ありきで中身のないイベントではなく、「ビジョンを共有する」など、しっかり目的意識をもって制作することで成功に導けると思います。

―ありがとうございました!



まとめ



長年、社内イベントを続けるなか、前年踏襲にならず、会社の戦略や目的に合わせてイベント内容を進化させ続けているアップルオートネットワーク様の取り組みは、社内イベントの在り方で悩む多くの企業様にとって非常に参考になると思います。

コムネットは、今後もアップルオートネットワーク様の社内イベントの進化をサポートし続けてまいります。

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