
社員一同が力を合わせて盛り立てる社内イベント。普段仕事している姿とは違った同僚・先輩・上司の素顔を目の当たりにし、新鮮な気持ちを抱く人も多いでしょう。イベント中には、上司のビデオメッセージや、制作の舞台裏、あるいはこれまでの会社の歴史など、「グッとくる」映像作品も流されます。その中でも、社員のみなさんの胸を打つ映像とはどんなものでしょうか?アンケートで聞いたところ、さまざまな意見が寄せられました。近々、社内イベントを企画実行する予定の運営担当者の方はぜひ参考にしてください。
Q:社内イベントで見た感動した映像は何ですか?
1位:社員の熱い仕事ぶり・・・24%
2位:上司や同僚からのメッセージ・・・22%
3位:イベントの裏側・・・17%
4位:会社の歴史・・・16%
5位:社長からの言葉・・・13%
6位:その他・・・8%
1位:社員の熱い仕事ぶり
普段はひょうひょうとしていますが、ひとつのことを成し遂げるために結束する力があり、それを垣間見るたびに感動を覚えます。(北海道・46歳・男性)
いつもは気にかけない社員の一面がわかったこと。(愛知県・43歳・女性)
新入社員の仕事に対する熱い思いを紹介する映像には感動した。(広島県・46歳・男性)
企画映像を見たとき、プロジェクトチームの必死さに「すごいな」と思った。(石川県・62歳・女性)
熱心に働く社員の姿を見られるのは良いと思う。(栃木県・42歳・女性)
周囲の社員が熱心に仕事をしている姿をお目にかける機会というのはなかなかありません。映像で改めてその姿を垣間見て、普段からは想像もできない情熱ぶりに胸を熱くする人も多いみたいです。こうした機会が得られるのも、社内イベントの良いところですね。
2位:上司や同僚からのメッセージ
社内イベントの中で活躍した社員に対する表彰があった。その際の上司や同僚からのメッセージが、もらえる景品以上に嬉しかった。(愛知県・52歳・男性)
普段見られない意外な表情が見られて楽しかったです。(兵庫県・30歳・女性)
これからの励みにもなったし、また一緒に頑張ろうという気持ちにさせてくれたから。(宮城県・30歳・男性)
普段は何も言わない同僚、あるいは小言の多い上司から感謝を伝えられれば、誰でも感動してしまうでしょう。「自分のことをそんなに評価してくれていたんだ!」と嬉しくなり、それが仕事の励みにもなることも。普段言えないことを言える雰囲気も大切ですね。
3位:イベントの裏側
イベントを盛り上げるために新入社員が、予算以内で収まるように準備をしているのをみたとき。(兵庫県・22歳・女性)
裏側でどれだけの職員が汗水流しながらイベントに取り組んでいたかと思うと頭が下がる。(徳島県・44歳・女性)
準備してくださった方の努力が見え、面白さも感じたため。(北海道・24歳・男性)
楽しいイベントが何事もなくフィナーレを迎えられるのも、運営スタッフの頑張りがあってこそ。そんなバックステージで人知れず汗を流す姿を見て、「感動した」「感謝した」と感じる人も多いです。新入社員の頑張りに感心したと言う声も聞かれました。
まとめ
普段見られない同僚や上司の横顔を垣間見られるのも、社内イベントの醍醐味のひとつです。趣向を凝らしたさまざまな映像作品がある中で、もっとも感動を呼んだのが、「社員の熱い仕事ぶり」でした。周囲の同僚や先輩・後輩たちが、普段どういう心構えで仕事と接しているのか、ウォッチする良い機会でもあります。「先輩のあんな真剣な表情見たことない」と意外な一面を見せられ、触発される社員も多いかもしれません。
「同僚・上司からのメッセージ」を見てグッとなる社員も多いです。面と向かって言えないことでも、ビデオメッセージなら素直に伝えられることもあるでしょう。「上司からのメッセージが、景品以上に嬉しかった」という声も聞かれました。
イベントの裏側で働く運営スタッフ、お手伝いに奔走する新入社員の姿を見て、「見直した」「よく頑張っている」と胸を熱くする社員も多かったです。楽しい社内イベントも、裏方の働きなしには成り立ちません。その人たちに感謝の気持ちを持つことも大事ですよね。
社内イベントは単に盛り上がるだけでなく、社員の胸中に感謝や感動を呼び起こし、明日からの仕事のエネルギーにする意義も持ち合わせます。イベント中に流れる映像には、そうした狙いも込められるのでしょう。ぜひ有意義なイベントにするためにも、今回ご紹介した意見を参考に取り入れてみてください。