株主が一同に集まり、企業の方針や施策の結果について話される株主総会では、素敵な手土産をいただけるのも魅力のひとつです。しかし、もらって嬉しい手土産もあれば、正直扱いに困ってしまうような手土産もありますよね。実際に、一体どんな手土産をもらったら嬉しいと思っているのでしょうか?アンケート調査を行いました。
Q:もらって嬉しい・嬉しくない手土産は何ですか?
1位:金券・・・70%
2位:食品・・・12%
3位:日用品・・・5%
1位:カレンダー・・・34%
2位:自社製品・・・25%
3位:書籍・・・16%
嬉しい1位:金券 / 嬉しくない1位:カレンダー
もらって嬉しい1位:金券
何をもらっても嬉しいものですが、自分で好きなものを購入できるのも嬉しいものです。(北海道・46歳・男性)
金券は使い道があるので嬉しいです。好きなものを買える。(富山県・39歳・男性)
金券は使い道が多いから、もらうと一番嬉しい。(沖縄県・34歳・女性)
もらって嬉しくない1位:カレンダー
カレンダーはスマホで代用できるし、そもそもあまり使わないのでいらないです。(福岡県・28歳・男性)
カレンダーはいくらでも関連業者さんから頂けるので、特にカレンダーをもらっても有り難さを感じない。(愛媛県・57歳・男性)
自宅でもあまっていることもあるし、好みのものでなければ使うこともない。(宮城県・67歳・女性)
もっとも人気があったのが、金券。やはり好きな商品を買えるところに魅力を感じる人が多いようです。対してその反対は、カレンダーです。業者間での贈り物の定番だけに、既にたくさん持っており必要ないと感じてしまう人が多いようです。
嬉しい2位:食品 / 嬉しくない2位:自社製品
もらって嬉しい2位:食品
自分のセンスに合わないものをもらうよりは食べ物がいい。(長野県・42歳・男性)
家におみやげとして持って帰れるものがいいです。(東京都・55歳・男性)
お菓子や焼き菓子だったら、業務中にもお腹がすいたときに食べられるから。(22歳・兵庫県・女性)
もらって嬉しくない2位:自社製品
悪いところも知っているのであまり嬉しくないです。(神奈川県・29歳・男性)
家に置いておくとその企業を思い出してしまう気がするので。(京都府・34歳・男性)
普段使わないような製品をもらっても、邪魔になるだけになるので。(兵庫県・30歳・女性)
お菓子などの食品であれば、家族へのお土産として喜ばれますし、邪魔になることもありません。食費の節約になるメリットもあります。対して自社製品のほうは、「使わないものをもらっても仕方ない」「家に置いても邪魔になりそう」と言った意見が目立ちました。これはどんな企業の製品がお土産としてもらえるかにもよりますが、株式を気にしている企業のロゴがはいった製品が家にあると目についてしまうものなのでしょう。
嬉しい3位:日用品 / 嬉しくない3位:書籍
もらって嬉しい3位:日用品
日用品は常に使うものなので、あればあっただけ良いです。(茨城県・35歳・男性)
実用的なものは家に持って帰っても喜ばれる。(兵庫県・44歳・男性)
普段の生活で使える物なら役に立っていいと思います。(鳥取県・41歳・女性)
もらって嬉しくない3位:書籍
興味のない書籍をもらっても読むことがないから。(兵庫県・39歳・女性)
理事長の書いた自伝とかを貰うのはちょっと…。(徳島県・44歳・女性)
私は本を読まないので、書籍はいらないです。(山形県・42歳・男性)
日用品はあれば必ず出番があるものなので、もらっても邪魔になることはないでしょう。やはり実用性の高いものは喜ばれます。かたや書籍は、読みたいと思う本でなければもらっても仕方ない、という声が多かったです。
まとめ
使い勝手が良くて、もらっても邪魔にならない手土産はやはり人気があるみたいです。金券などは、換金もできて金額内であれば自分の好きな商品を買えますし、商品券であれば換金して欲しかった商品がそれで手に入るでしょう。お金になるものを渡されて喜ばない人はいないので、当然の結果とも言えます。
食品は手軽に消費できますし、小腹がすいたとき用にカバンに忍ばせておくことも可能です。お菓子をもらえば子どもにも喜ばれますし、これも邪魔になることはありません。日用品は生活のどこかで使う確率が高いので、もらえれば嬉しいですよね。手持ちの品が不足したとき、便利に活用できるでしょう。
反対に、もらっても嬉しくない手土産の特徴は、「欲しくなければ邪魔になるだけ」と言うものが多かったです。カレンダーは業者の贈り物としてもらうことが多いですし、すでに持っているとしたら邪魔になるだけです。また、好みに合わなくて不要品となるケースも出てくるでしょう。 自社製品・書籍なども社内イベントの抽選などで用意されることの多い商品ですが、欲しくなければもらっても嬉しくないかもしれません。もらったものを無下に捨てるわけにはいきませんし、扱いに困って戸惑うことも多いみたいです。
さまざまな意見が出てきた今回のアンケートでしたが、欲しいもの・欲しくないもそれぞれ傾向があるようです。その傾向を踏まえたうえで、今度のイベント景品を企画してみてはいかがでしょうか。