従業員エンゲージメントを高める!周年記念のアイデア20選と企画のポイント

TOP > コムネットプラス > 従業員エンゲージメントを高める!周年記念のアイデア20選と企画のポイント
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

会社の周年記念は、従業員エンゲージメントを高め、組織をさらに強くする大切な機会です。「良いアイデアがない」「成功のポイントを知りたい」とお悩みの企画担当者様へ。この記事では、従業員に響く周年記念アイデアとその企画ポイントを解説します。ぜひご覧ください。

1. 周年イベントを企画する目的

周年イベントは、企業にとって重要な節目であり、様々な目的を持って企画されます。特に「従業員エンゲージメントを高める」という視点では、その目的を明確にすることが成功の第一歩です。

1-1. 社内向け周年イベントの場合

社内向けの周年イベントの最大の目的は、従業員への感謝を伝え、帰属意識や一体感を醸成し、働くモチベーションや企業へのエンゲージメントを高めることです。

  • 感謝の伝達: 日頃の貢献へのねぎらいを伝える場となります。
  • 一体感の醸成: 全員で節目を祝うことで、連帯感が生まれます。
  • モチベーション向上: 企業の成長を共有し、自身の働きがそれに貢献していることを実感できます。
  • ビジョン共有: 経営層から未来のビジョンが語られることで、今後の仕事への期待感が高まります。
  • 企業文化の浸透: 企業の歴史や大切にしている価値観を再認識できます。


これらの目的が達成されることで、従業員一人ひとりのエンゲージメントが向上し、結果として組織全体の活性化につながります。

1-2. お客様向け周年イベントの場合

お客様や取引先向けの周年イベントは、日頃の感謝を伝えるとともに、企業のブランド価値向上や今後の関係強化を目的とします。

  • 感謝の伝達: 顧客やパートナーへの感謝を直接伝える機会です。
  • ブランド価値向上: 企業の安定性や信頼性をアピールし、イメージアップを図ります。
  • 関係強化: 今後のビジネスにおける連携を深めます。
  • 情報発信: 新たな取り組みや将来の展望を伝えます。


これらの社外向け活動も、成功すれば従業員の企業への誇り(エンゲージメントの一部)を高めることにつながります。社外からの良い反応は、従業員のモチベーション向上に間接的に貢献します。

2. 周年イベントの企画アイデア20選

周年記念イベントには、目的やターゲット、予算、企業の文化に合わせて様々なアイデアがあります。ここでは、特に従業員エンゲージメントの向上にもつながる視点を含め、20個のアイデアをご紹介します。

2-1. 周年パーティ

最も定番ともいえるアイデアです。従業員が一堂に会し、リラックスした雰囲気で交流を深めることができます。飲食やエンターテイメントを取り入れることで、より特別感を演出できます。

2-2. 周年旅行

記念旅行は、従業員への感謝を示すと共に、非日常的な空間での交流を促進します。チームビルディングやリフレッシュにつながり、強い一体感を育むことができます。

2-3. 自社にちなんだ謎解きゲームイベント

会社の歴史や理念、事業内容などをテーマにした謎解きゲームは、遊びながら企業理解を深める参加型アイデアです。部署を超えたコミュニケーション活性化に効果的です。

2-4. 参加型社内コンテスト

ビジネスアイデアコンテスト、フォトコンテスト、動画コンテストなど、従業員の創造性やスキルを発揮できるコンテスト企画は、個人のモチベーション向上と才能の発掘につながります。

2-5. 社内表彰式

従業員エンゲージメント向上に直結する最も効果的なアイデアの一つが社内表彰式です。
日頃の頑張りや成果を全社の場で認め、称賛することで、受賞者はもちろん、周囲の従業員のモチベーションも大きく向上します。
目標とするロールモデルを示すことにもつながります。

近年では、オフィスにいなくても参加できるオンライン表彰式が注目されています。
物理的に離れた拠点やテレワーク中の従業員もリアルタイムで参加でき、特別な会場設営が不要なためコストを抑えられるメリットもあります。

オンラインならではのインタラクティブな演出を取り入れることで、一体感を損なわずに実施可能です。
貴社の周年記念の目的に合わせ、ぜひ検討したいアイデアです。

2-6. 過去のプロモーションが分かるブランドのアーカイブ展示

企業の歴史や過去の製品・サービス、広告などを展示することで、自社の歩みを振り返り、従業員が自身の仕事の意義や会社の成長を実感できます。

2-7. ユーザー限定イベントへの招待

お客様向けのイベントですが、従業員も参加することで、顧客の生の声を聞いたり、自社サービスがどのように受け入れられているかを直接感じたりする貴重な機会となります。

2-8. 経営者メッセージ

周年記念の場で、経営トップからこれまでの感謝や今後のビジョンが語られることは、従業員の安心感や期待感を高め、エンゲージメント強化に非常に重要です。

2-9. 周年記念サイト

企業の歴史、メッセージ、記念イベント情報などを集約した特設サイトを開設することで、従業員はいつでも周年に関する情報にアクセスでき、帰属意識の醸成につながります。

2-10. 有名ゲストの招待

著名人や専門家を招いた講演会やパフォーマンスは、従業員に非日常的な体験を提供し、話題性と共にインスピレーションを与える可能性があります。

2-11. ロゴリニューアルなどのリブランディング

周年を機に企業ロゴやCIを見直すことは、社内外に変化と成長をアピールする機会です。従業員にとっては、新たなフェーズへの参加意識を高めるきっかけとなります。

2-12. 記念ムービーの制作

会社の歴史、社員へのインタビュー、未来への展望などを盛り込んだ映像は、周年イベントでの上映や記念サイトでの公開など、多目的に活用できます。従業員の感動や共感を呼び起こしやすいアイデアです。

2-13. 新事業・商品・サービスなどの発表

周年記念という注目度が高いタイミングで新たな事業や商品を発表することは、社外へのインパクトはもちろん、従業員に会社の挑戦的な姿勢を示し、活力を与えます。

2-14. 周年記念キャンペーン

顧客向けのキャンペーンですが、従業員がキャンペーンを盛り上げる側に立つことで、一体感や達成感を得られます。
また、自社製品への理解や愛着を深める機会にもなります。

2-15. TVCM

周年を記念したCM放映は、企業認知度やブランドイメージ向上に大きく貢献します。
従業員は自身が働く会社のCMを見ることで、企業への誇りを感じやすくなります。

2-16. 書籍

企業の歴史、創業者の哲学、事業成功の秘訣などをまとめた記念誌や書籍は、形として残る貴重な記念物となります。
従業員への配布は、企業文化の継承に役立ちます。

2-17. オリジナルテーマソング

周年を記念した社歌やテーマソングの制作は、企業のアイデンティティを表現し、従業員の一体感を音楽を通じて高めるユニークなアイデアです。

2-18. ノベルティ制作

実用的でデザイン性の高い記念ノベルティは、従業員や顧客に喜ばれます。
社員が日常で使うことで、周年や会社への愛着を継続的に意識できます。

2-19. ユーザー投票による人気商品の再販

顧客参加型の企画ですが、従業員は自社製品がお客様に支持されていることを実感でき、モチベーション向上につながります。

2-20. 他社とコラボした限定コラボ商品の販売

異業種や有名ブランドとのコラボレーションは、社内外に新鮮な驚きと話題を提供します。
従業員は自社の新しい一面や可能性を感じることができます。

3. 周年イベントを成功させる5つのポイント

どんなに素晴らしいアイデアを選んでも、企画・実行の段階でつまずくと十分な効果が得られません。
従業員エンゲージメント向上を目的とする周年イベントを成功させるために、特に押さえておくべき5つのポイントを解説します。

3-1. 開催目的を共有する

イベント関係者だけでなく、全従業員に対して周年イベントの「なぜやるのか(目的)」を明確に伝え、共有することが重要です。
目的が分かれば、従業員は主体的に関わろうとし、イベントへの期待感や意義を感じやすくなります。

3-2. 目標に合わせて予算を決める

設定した目的(例:従業員エンゲージメントを〇%向上させる)を達成するために、どの企画にどの程度の予算が必要か prioritze して配分します。
高額でなくても、従業員に感謝や価値が伝わる企画にしっかりと予算をかけることが、エンゲージメント向上のためには重要です。

3-3. 社員を巻き込む

企画段階から従業員の意見を聞いたり、イベント準備のチームに参加してもらったりと、積極的に社員を巻き込みましょう。
自分たちの手で作り上げるという意識が生まれ、イベント当日の参加意欲や満足度、そして終了後のエンゲージメント向上効果を高めます。
特に、表彰式の受賞者選考プロセスを透明化したり、社員投票を取り入れたりすることも「巻き込み」の一環です。

3-4. 今後のビジョンを伝える

単なる過去の振り返りだけでなく、周年記念の場を通して会社の未来のビジョンや戦略を従業員に力強く伝えましょう。
従業員は自分の仕事が会社の将来にどう繋がるのかを理解し、働くことへの意義や期待感を持つことができます。
経営層のメッセージは、エンゲージメント向上の起爆剤となります。

3-5. 当日の運営をスムーズに行う

イベント当日、どんなに企画内容が良くても、受付でもたつく、進行が滞る、トラブル対応が遅いなど、運営がスムーズでないと参加者は興ざめしてしまいます。
事前の十分な準備、役割分担、リハーサル、そして万全なフォロー体制を整えることが、参加者の満足度を高め、企画のメッセージがしっかりと伝わるためには不可欠です。
特にオンラインイベントの場合は、通信環境やツールの習熟度、進行上のフォローなどが重要になります。

まとめ

従業員エンゲージメントを高める周年記念を目指しましょう。
鍵となるのは、目的の明確化、最適なアイデア(表彰式など)の選択、そして企画・実行の重要ポイントの実践です。
この記事を参考に、ぜひ貴社らしい素晴らしい周年記念を成功させてください。

弊社では貴社のご状況にあわせた企画のご提案が可能です。
ご気軽にご相談ください。

ご提案、制作の流れ

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

CONTACT

高品質で心を揺さぶるイベント制作・映像制作のご相談ならコムネットが心を込めてご提案します。

Copyright © 株式会社コムネット All rights reserved.