社員総会では社員全員が楽しみながら参加することができるゲームなどを、取り入れるケースも多くみられます。
そこで今回は、社員総会で盛り上がるゲームにはどのような物があるのか、どのように取り入れるのが良いのかを紹介します。
チームビルディングの活性化が目的
社員総会では特定の人だけが楽しめる内容のものではなく、全員が盛り上がることのできる内容であることが理想と言えます。社内総会でのゲームを企画するときには、「チームビルディングの活性化」ということを目的としてゲームを検討してみることをおすすめします。
例① マシュマロ・チャレンジ
準備するものは、マシュマロ・パスタ(乾麺)・テープ・ひもの4つです。これらの材料を使用して、チームごとに自立可能なタワーを作っていきます。時間内に、最も高いタワーを作ることができたチームの優勝です。
この「マシュマロ・チャレンジ」というゲームは、一見すると「単なる遊びに過ぎないのではないか?」と思われるかもしれません。しかし、チームごとに作戦を練ったり、試行錯誤を重ねたりしてタワーを作り上げることによって、学べることもたくさんあります。
ゲームが終わった後に、他のチームが作ったタワーを見て、「そういった方法があったのか」といったように発想力の素晴らしさに感心するかもしれません。また、「自分たちのチームは、役割分担がまずかったな」などといった気付きも得られます。こういった簡単なゲームを社員総会で行うことにより、チームビルディングを活性化させることも可能です。
例② 内輪ネタ満載の社内クイズ対決
参加する社員数が多い総会では、ユニットやチームに分かれてクイズ対決をしてみても盛り上がります。ゲームを行うときのチーム分けは、ユニットで行っても構いません。しかし、社員総会という場で、通常の業務であまりかかわるチャンスのない社員同士の交流を深めたいと考えるなら、チーム分けにもある程度工夫をすることをおすすめします。「くじ引き」などによるチーム分けでも良いでしょう。
クイズ対決の内容は、会社に関することでも構いませんし、時事ネタなどを盛り込んでみても良いでしょう。また、社員しか知らないような内輪ネタは、場が盛り上がる要素を持っていますのでおすすめです。
クイズ対決は、最初から最後まで、社員全員が楽しく参加できるような仕組みを取り入れることがポイントです。クイズに間違えてしまったチームだけが、早い段階で戦線離脱してしまうような仕組みにしてしまうと、盛り上がりに欠けてしまうことも考えられます。みんなが楽しめる内容で、社員同士の絆を深めることができるものが理想と言えるでしょう。
例③ 会社の知識を深める〇×クイズ
「クイズの準備は大変」という人には、「〇×クイズ」がおすすめです。「〇×クイズ」なら、少ない準備で場を盛り上げることができます。個人参加型のゲームにしても良いのですが、社員総会という貴重な場ですから、「チーム対抗〇×クイズ」はいかがでしょうか。
ユニットやチームに分かれて席につき、テーブルごとに〇×の旗を渡しておきます。そして、出題されたクイズの回答についてユニットごとに話し合い、〇×の札をあげていきます。〇×クイズの問題については、内輪ネタや社員が笑えるような内容のものを用意しても良いでしょう。
また、会社の知識を深めるようなネタであっても構いません。通常の業務で、会社の方針や規律などについて語られることはあまりないかもしれません。また、そういった内容の事柄は、社員によっては「堅苦しいもの」と受け止められてしまう可能性があります。会社に関することも〇×クイズにすると、社員全員が楽しんで理解することができるのではないでしょうか。