内定懇親会が「ただの懇親会」にならないためには

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毎年、多くの企業が新卒の採用に多大な労力をかけていますが、苦労して採用を決めた人材が、自社に入社してくれるとは限りません。人事担当者にとって悪夢ともいえる「内定辞退」を防ぐための有効な手段として注目されているのが、「内定懇親会」というイベントです。

内定懇親会とはどのようなもので、そこで効果を得るためにはどうすれば良いのでしょうか?

「内定懇親会」とは何か?

内定懇親会とは、企業が内定を出した採用予定者を集めて開くイベント。いろいろな名目はありますが、目的は「内定辞退を防ぐ」の一点に尽きます。基本的には経営陣からのメッセージを伝え、先輩社員や同じく内定を得た学生同士と交流を図ってもらう流れです。

経営陣の意思を聞いたり企業内で活躍する先輩社員を見たりすることは、学生にとって大きな刺激。一緒に働くことになる仲間との交流も、うまくサポートできれば大きなモチベーションアップにつながるでしょう。

一方で囲い込みを狙って企業側から過度に接触を図ると、学生側が温度差を感じて引いてしまい、逆にマイナスイメージを与える可能性も。無理に二次会に誘うなど、強引な接触は控えましょう。

企業が陥りがちな懇親会の構成

内定懇親会は、おおむね次のような構成で行う企業が多いようです。これらの中に、入社して間もない先輩社員を参加させる企業も多くあります。

 1.人事担当者による企業や事業内容の紹介
 2.内定者の自己紹介・スピーチ
 3.グループワーク
 4.食事会

ただ、学生は堅苦しく退屈なばかりの懇親会に魅力を感じません。内定辞退の原因のうち、第一位は「より志望度の高い企業から内定が出た」、第二位は「その企業のマイナス面に気づいた」です。ヘタをするとマイナスの印象を与え、懇親会が内定辞退を防ぐどころかその原因となってしまう可能性もあるのです。

 

「ただの懇親会」にしないために

内定懇談会をただの懇談会にしないためには、内定者が「この会社に入りたい」「とても良い会社から内定をもらえた」と思える懇親会にする工夫が必要です。

企業側が内定辞退を不安に思うのと同様に、内定者の多くは入社後の人間関係や社内の雰囲気に不安を感じています。グループワークには、できるだけ参加者同士が楽しんで交流を図れる内容を取り入れましょう。自社の製品やサービスを絡められれば、会社の魅力を伝えることにもつながります。

まとめ

人材不足の波が本格化する中で、苦労して選んだ採用予定者の内定辞退はできる限り防がなければなりません。そのなかで内定懇親会は大きな役割を果たしますが、失敗すると逆に内定者からの信頼を失う結果になることも。

イベント代行の経験が豊富な当社ではこれらの要素を理解したうえで、企業様ごとに最適なプログラムをご提案いたします。内定者に「絶対ここに入りたい!」と思ってもらいたい方は、一度ご相談ください。

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